パワーストーンイメージ

合格祈願に好きな人とお揃いで持ったパワーストーンのお守り

私が小学校の時のささやかな恋を思い出すとき、必ず手に取りたくなるのが、今も大切に保管してあるパワーストーンのお守りhttp://www.icoppinyc.com/protect.htmlです。
当時、私の志望校にすでに合格して通っていた年上のいとこが合格祈願にと言って私にプレゼントしてくれたのは、小さなブルーの石が付いたシンプルなキーホルダーでした。
今なら携帯電話のストラップにしたりするのかもしれませんが、その頃はそんな物はなかったので、ペンケースのジッパーに付けていました。
その頃、私には好きだった男の子がいました。
彼は同じ塾に通っていたのですが、小学校は別々だったので、あまり話す機会がありませんでした。
ペンケースにパワーストーンのキーホルダーを付けてから、しばらくたったある日の塾の休み時間、それまであまり仲良くしゃべったりしなかった彼が突然私に話しかけてきたのです。
私のペンケースに付いているキーホルダーを指差しながら、その青い石ってパワーストーンだよね、と聞かれて、いきなりの出来事でちょっとパニックになった私は、うん、合格祈願にもらったの、と微妙にかみ合ってない返事をしてしまったのを覚えています。
彼のお母さんは宝石やアクセサリーの販売の仕事をしているらしく、彼もその影響でパワーストーンについてとても詳しかったのです。
触ってもいいか聞かれて、私がうなずくと、彼は私のペンケースを手に取って、キーホルダーを近くで見ながら、その石がラピスラズリという名前であること、古代エジプトでは王族が身に付けていた貴重な石であること、判断力や集中力を高める石なので受験生にはピッタリであることなどを教えてくれました。
その日以来、彼と私は塾の休み時間におしゃべりをするようになり、話の流れで私は彼の誕生日が近いことを知りました。
私のキーホルダーは非常にシンプルなものだったので、男の子が持っても違和感ないだろうと思った私は、いとこに頼んでそのキーホルダーを買ったお店を教えてもらい、彼の誕生日にプレゼントしました。
私は単純に合格祈願のためにと思っていたので、彼がそれを持つとペアになるということは考えておらず、彼がこれを自分もペンケースにつけたら周りの友だちに冷やかされるかな、とつぶやくのを聞いて初めて、お揃いのキーホルダーという意味深さに気づいたのでした。
そんな風に私はちょっと間の抜けた子だったのですが、大人っぽい彼は周りにからかわれるのも別に気にすることなく、そのキーホルダーを付けてくれて、私とも普通に仲良くしてくれました。
パワーストーンのおかげか、彼も私も志望校に合格できたのですが、彼は男子校、私は女子高で、あまり接点がなくなり、私の淡い初恋は自然消滅したのでした。
それでも、小学6年のあの頃、自分の部屋で受験勉強をしながら、たまにペンケースに付けたキーホルダーを見ては、彼も今頃同じようにがんばっているのかな、と思うと、どこからともなくエネルギーが沸いてきたのが忘れられません。

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